【核抑止依存 転換の時/79回目 広島原爆の日】79回目の原爆の日を迎えた広島。イスラエル代表を招くか否かで長崎市と対応が割れた平和式典のあり方を二面で取り上げ、社会面では今年になって体験を語り始めるなどした92歳の被爆者2人を取り上げています。「生き残って申し訳ない」と負い目を抱えていた男性は、次々届く同級生の訃報を受け取り証言活動に携わると決心しました。1歳半の弟と母親を失った記憶を「悲しいことって、あまり言いたくないじゃないですか」と封印してきた女性は、同級生が被爆体験を語る姿をみて心を動かされました。「私も先が短いから。少しでも語っておこうかと思いました」(一面、二面、社会面)