大阪高裁は8日、大阪地検特捜部に所属していた検事が行った取り調べについて「明らかに違法」と批判し、刑事裁判を開くことを求める決定を出しました。高裁は一連の取り調べについて「虚偽供述が誘発されかねない危険性の高いもの」と結論づけました。検察の捜査のあり方を「組織として真剣に検討するべきだ」と求めています。
大阪高裁は8日、大阪地検特捜部に所属していた検事が行った取り調べについて「明らかに違法」と批判し、刑事裁判を開くことを求める決定を出しました。高裁は一連の取り調べについて「虚偽供述が誘発されかねない危険性の高いもの」と結論づけました。検察の捜査のあり方を「組織として真剣に検討するべきだ」と求めています。