朝日新聞・8/28【イチ押し】商品、足りない世界(総合1+2) 発信者:野瀬 輝彦(編集局)

農産物や金属など、世界中で大量に取引される「商品」(コモディティー)の国際価格が軒並み上がっています。農産物ではカカオ豆やオレンジ果汁が、金属では銅などが、今年に入り史上最高値をつけました。共通する背景として、地政学的な緊張や気候変動といった「供給側の制約」が浮上。世界的なインフレを長引かせる可能性も指摘されています。