このままだと母親が死んでしまうと考えた長男(49)がとった行動は、鉄アレイで父親(当時81)を殴って殺すことでした。母に手をあげる父へと変えた老老介護のストレス、気づかれていなかった長男の障害、届かなかった福祉。裁判を通じて、被告となった長男が置かれていた事件当時の状況が明らかになりました。朝日新聞デジタルの連載「きょうも傍聴席にいます。」からお届けします。
このままだと母親が死んでしまうと考えた長男(49)がとった行動は、鉄アレイで父親(当時81)を殴って殺すことでした。母に手をあげる父へと変えた老老介護のストレス、気づかれていなかった長男の障害、届かなかった福祉。裁判を通じて、被告となった長男が置かれていた事件当時の状況が明らかになりました。朝日新聞デジタルの連載「きょうも傍聴席にいます。」からお届けします。