【知床観光船沈没事故/運航会社社長を業務上過失致死容疑で逮捕】
北海道・知床半島沖で観光船が沈没して乗員乗客全26人が死亡・行方不明となった事故で、第1管区海上保安本部が運航会社社長を業務上過失致死などの容疑で逮捕しました。
事故から2年5カ月。地元にとどまって生活を続けてきただけに、異例の逮捕といえそうです。社長は民事裁判で賠償責任を追及されていますが、これで刑事責任についても強制捜査で問われることになりました。
紙面では、なぜ今、身柄を拘束して取り調べるのかについて、海保の考え方や専門家の見立てを紹介するほか、今回の動きを評価する遺族の思い、社長の近況も紹介しています。(1面、社会面)