【石破内閣発足/「納得と共感内閣」掲げる】
臨時国会が1日召集され、自民党の石破茂総裁が衆参本会議の首相指名選挙で、第102代首相に選出されました。皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て、公明党との連立による石破内閣が発足しました。
首相は記者会見で「私が大切にしてきたのは、国民の皆様方の納得と共感だ。国民の皆様に勇気と真心を持って真実を語るのが政治の役割だと40年近く信じてきた。謙虚で誠実で、温かい政治を行っていく」と述べ、「この内閣は『納得と共感内閣』だ」と命名しました。
政治とカネ、物価高対策、被災地支援……。野党との議論より優先した衆院選で、待ったなしの課題について国民の納得を得られる説明ができるかが問われます。紙面では、どのような課題があるのか、当事者はどんな思いで首相の言動を見つめているのか、などについて詳報しています。(1面、3面、総合面、社会面)