【イランがイスラエル攻撃/弾道弾180発超/イスラエル首相は報復示唆】
イランは1日(日本時間2日未明)、イスラエルに対して180発以上とみられる弾道ミサイル攻撃を実施しました。大半はイスラエル軍が空中で迎撃しましたが、一部はイスラエル領内に着弾し、死傷者も出ている模様です。
攻撃はイランが支援するレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの指導者らが殺害されたことへの報復とみられますが、イスラエルのネタニヤフ首相は「イランは大きな過ちを犯した。代償を支払うことになる」と報復を示唆しました。報復合戦が中東全域を巻き込む紛争に拡大するリスクをはらみ、情勢は緊迫の度を深めるばかりで、世界が固唾をのむ状況が続いています。各国の思惑を探りました。(1、2面)