【党首討論会で論戦/首相は日米地位協定改定に意欲/野党は「政治とカネ」追及】
衆院選(15日公示)を前に、与野党の7党首が12日、日本記者クラブ主催の討論会に出席し、自民党派閥の政治資金パーティー裏金問題への対応や経済政策などを巡って論戦を交わしました。野党各党は「政治とカネ」の問題を厳しく追及する考えを強調しました。石破茂首相は日米地位協定改定や選択的夫婦別姓の導入に前向きな姿勢を示し、後退を指摘される「石破カラー」をアピールしましたが、衆院選での議席獲得目標について問われた際に「状況は極めて厳しい」と述べる場面もありました。核廃絶の姿勢や消費税への対応など各党が展開した論戦の模様をまとめました。(1、2、3、社会面)