【米国の岐路 2024大統領選 激戦州攻防】11月5日の米大統領選まで2週間を切りました。郵便投票や期日前投票が各州で本格化していますが、これらの投票では共和党員の出足が好調です。前回大統領選で「郵便投票は不正の温床だ」と訴えていた共和党候補のトランプ前大統領が、今回は「票をどんどん積み上げよう」と早期投票を呼びかけたことで、共和党員の利用者が増えているものとみられます。一方、民主党のハリス副大統領は、「青い壁」とも呼ばれるかつて民主党が優勢だった東部ペンシルベニア、中西部ミシガン、ウィスコンシンの激戦3州に照準を合わせて活動を活発化させています。(国際面)