【金利ある世界 偏る資産 広がる老後格差】日銀の段階的な利上げによって、世の中の金利が少しずつ上昇しています。金利が上がれば、住宅ローンなど借金を抱える人は負担が増えますが、まとまった預金を持つ人にとっては利息収入が増えます。国内では金融資産の多くを高齢者が保有しており、高齢者が恩恵を広く受けているように思えます。しかし、実際には一部の富裕層に金融資産が集中し、「持たざる高齢者」には金利上昇の恩恵がなく、物価高などで負担だけが増す一方です。老後格差の現実を取材しました。(1、3面)
【金利ある世界 偏る資産 広がる老後格差】日銀の段階的な利上げによって、世の中の金利が少しずつ上昇しています。金利が上がれば、住宅ローンなど借金を抱える人は負担が増えますが、まとまった預金を持つ人にとっては利息収入が増えます。国内では金融資産の多くを高齢者が保有しており、高齢者が恩恵を広く受けているように思えます。しかし、実際には一部の富裕層に金融資産が集中し、「持たざる高齢者」には金利上昇の恩恵がなく、物価高などで負担だけが増す一方です。老後格差の現実を取材しました。(1、3面)