【高校無償化 自公維合意へ調整 / 前原氏、首相に直談判】
高校授業料の無償化を巡り、私立高に通う世帯への就学支援金を2026年度から引き上げるなどの案で自民、公明両党と日本維新の会が合意に向けた調整に入りました。保護者の中には歓迎の声もありますが、私立に人気が集中し、公立の定員割れを招くなどの懸念も出ています。一時は足踏みした交渉が急速に進展した背景には、石破茂首相と維新の前原誠司共同代表の水面下での動きがありました。安全保障や趣味の鉄道で相通じる2人。交渉の舞台裏で何があったのでしょうか。(3面)