【近藤初マラソン日本新 大阪マラソン】「2時間8分を目標にしていたので正直びっくり」。大阪市で24日行われた「大阪マラソン2025」で、近藤亮太(三菱重工)が初マラソンの日本最高記録を28秒更新する2時間5分39秒でフィニッシュし、日本選手トップの2位に入りました。長崎・島原高時代は全国高校駅伝の出場経験がなく、順大では4年時に初めて箱根駅伝に出て10区で区間14位。学生時代に目立った実績がなくても「距離が伸びれば自分は強くなると勝手に思い込んでいた」と淡い自信がありました。無欲で世界選手権の参加標準記録も突破した25歳は「世界陸上の代表に選ばれることがあればメダル争いをしたい」。(1面、運動面)