【ブラジル環境相 国際協調強調】来日しているブラジルのマリナ・シルバ環境・気候変動相が毎日新聞の単独インタビューに応じました。「脱炭素社会の実現に向け、自国の対策強化だけでなく、他国を支援していく」と語りました。米国のトランプ大統領が、気候変動対策の国際的な枠組み「パリ協定」からの離脱を表明したことを念頭に、多国間協力の重要性を強調しました。
シルバさんは、アマゾンの奥地に生まれ、大学卒業後に環境保護活動に身を投じました。識字教育を初めて受けたのは16歳の時だったそうです。「生命を脅威にさらすものに対して、強くありたい」と訴えました。
ブラジルでは11月に国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)が開かれます。