【ミャンマー死者1600人超 M7・7 軍政、異例の支援要請】ミャンマー中部を震源とするマグニチュード7・7の大地震について、軍事政権は29日、同国各地の死者は1644人に上ったと明らかにしました。けが人は3408人、行方不明者は139人としています。異例ですが、軍事政権は国際社会に支援を呼びかけました。死傷者はさらに増える見通しです。米地質調査所(USGS)は最終的な死者数は1万人を超える可能性があると分析しています。
隣国タイの首都バンコクでも建設中の高層ビルが倒壊し、死傷者が出ています。8人の死亡が確認され、50人程度が安否不明になっています。
ミャンマーにいる毎日新聞の助手は「道路が波打ち、土煙が上がった。これまでに経験したことのない強い揺れだった」と語っています。(1面、国際面、社会面)