毎日新聞・4月3日付朝刊「今日のイチオシ!」デジタル編集本部長 井上俊樹

【移民と社会 外国籍増え続けたシンガポール 発展の原動力にひずみ】604万人の人口の4割近くを外国籍の住民が占めるシンガポール。人口増が国力の強化につながるという考えから積極的な移民政策を取り入れ、付加価値の高い製造業や金融、情報産業などに注力して発展を遂げました。一方で移民が増えるにつれ、就業機会を巡る競争の激化や、公営住宅や物価の高騰といったマイナス面への不満が国民の間で高まり、政府は移民政策の方針転換を迫られるようになりました。世界5位の国内総生産(GDP)を誇る国で何が起きているのでしょうか。(1、3面)